霧の蔵王
山形を発つ前にもう一度アサギマダラに会いに行こうと、朝から蔵王へ向かいました。8/18の山形市街は快晴。これは期待出来るぞとバスに乗り込み、仮眠をとりました。蔵王に着いてみると平地とは打って変わって気温が低く、行き先には霧が…
あまり気にせずロープウェイに乗り込みます。今日は蔵王近くの小学生に虫屋のおじさんが引率して、アサギマダラのマーキング調査を教える教室があるらしく、小学生と大人たち10名ほどと乗り合わせました。(君たち災難だったね)
平地は泣きたいくらいの快晴。
ロープウェイも、山の上の方に行くに連れて視界が悪くなっていきます。
駅に着くと暴風(笑)10m先は白の世界。これはこれで楽しいぞと、霧に煙る蔵王のお散歩を楽しみます。
小学生の時に雨の中太平山登山をした記憶のせいか、ブナはしっとりと霧がかった状態で見るのが好きです。
ブナより低い割合で見かけるダケカンバ。樹皮がけばけばした不思議な木。

キアゲハの幼虫。終齢の配色の方が美味しそう。

翅に水滴を乗せて、葉にしがみつくアキアカネ。
アズマヒキガエル。
立派なお背中。このあと、藪の方へ追い立てました。
アサギマダラは慌ただしく飛んでいる個体2頭、翅に水滴を付けながらじっと葉に掴まっている個体の計3頭見たのみでした。(じっと寒さに耐えている個体を採集する気にはなれなかった)
午後からは用事があるので粘ることなく昼過ぎに下山。
晴れの日に霧を楽しむという贅沢をしました。

この先の文章は、全ての人と理解し合うことの難しさを感じたため、削除しました。